仕事中の水分補給のタイミングと注意点

仕事中に定期的に水分補給をすることは、脱水症状を予防できるのはもちろん、集中力を維持したり体調不良を予防するという意味でも重要になります。
さて、では一体どんなタイミングで水分補給をすればいいのでしょうか。

基本的に水分補給のタイミングは、1時間に1回程度とされています。また暑い日や湿度の高い日は30分に1回程度のペースで飲むことがお勧めされており、遅くても2時間に1回は水分補給をした方がいいと考えられています。
そして1回に飲む水分の量はコップ1杯分程度で十分だとされているので、1度に大量に摂取する必要はありません。

ただ、ここで注意しておかなければいけないのが、水分補給としてコーヒーを飲む場合です。
仕事中に眠気予防やリフレッシュを兼ねてコーヒーを飲む人が多くいますが、1時間に1回ペースでこまめにコーヒーを飲むとカフェインを大量に摂取してしまうので避けた方がいいとされています。

またコーヒーに砂糖を入れる場合は血糖値が上昇してさらに甘いものを欲しがってしまうので、こまめな水分補給には水やお茶の方がベターです。コーヒーは眠気を覚ましたいタイミングなどに飲むようにして、砂糖が含まれている飲料水は控えることが大切だとされています。

中には、仕事が忙しすぎて水分補給できるタイミングが無く、1回に大量の水分を摂取している人もいるかもしれません。
しかし、実は1度に大量に水分を補給しても水分補給の効果が大きくなるわけではないとされています。むしろ、1度に大量の水を尿や汗で排出してしまうので脱水になる可能性を高めてしまうのだそうです。そのため水分補給は1度に大量に摂取しないことが大切です。